子育て

【体験談】いつから?準備は?赤ちゃんとの長期旅行を成功させるポイントを紹介

先日、生後4か月の我が子を連れて四国をめぐる旅をしてきました。

日数はなんと、

 

7泊8日!

筆者
筆者
夫婦で育休取っている訳だし、人も少ない平日に、長期間旅行できるのは今しかない!

と考え、思い切りました。

そこで、今回は筆者の体験談を踏まえ、赤ちゃんと旅行デビューするときのポイントや長期間の旅行でも赤ちゃんに負担を極力かけないようにする工夫を紹介します。

実際どうだった?|旅行を終えての感想

結論からいうと、赤ちゃんとの長期旅行、意外と何とかなりました。

我が家の赤ちゃんの場合、7泊8日の長期旅行がはじめての旅行デビューでした。

妻
赤ちゃんが普段と違う環境で過ごすから、ストレスで夜、寝られなくなったり、体調が悪くなったりしたらどうしよう……。

と妻は出発当日まで心配していました(笑)。

ですが、旅行期間中、赤ちゃんも体調を崩すことやご機嫌斜めになることもなく過ごせ、私たち夫婦もじっくり観光地を巡ることができ大満足です。

 

むしろ、夫婦で育休を取っている方なら、せっかくの機会ですので長期旅行おすすめです。

もちろん、赤ちゃんを連れての旅行ですので、色々と注意や工夫をしなければいけないこともります。次からはそれらのポイントを紹介します。

 

赤ちゃんとの長期旅行を成功させるポイント

我が家が赤ちゃんになるべく負担をかけないように旅行するために気を付けたところは以下の2つです。

  • 宿泊場所を民泊にした
  • 旅程に余裕をもたした

それぞれ詳しく説明していきます!

宿泊場所は”民泊”がおすすめ

旅行の際、赤ちゃんに余計なストレスを加えないようにするためには宿泊場所の選定が重要です。

赤ちゃんが旅行などの非日常を楽しめるようになるのは1歳を過ぎてからのようです。

そのため、旅行であってもなるべく普段と変わらない環境を用意してあげることが大切です。

そこで、我が家が宿泊場所として選んだところは、旅館でもホテルでもなく、民泊です。
赤ちゃんのことを第一に考えた場合、この判断は正しかったと思います。

民泊を宿泊場所として選ぶことをおすすめする理由は2つあります。

  1. 民泊の場合、お家丸ごと借りることができる
  2. 長期滞在の場合、宿泊費用を抑えることができる

理由①:お家を丸ごと借りることができる

一つ目の理由についてですが、民泊は旅館やホテルと違って、マンションや一軒家を丸ごと借りられることができます。

旅館やホテルの場合、お風呂の使い勝手が異なっていたり、たとえ部屋食ができたとしても、時間帯が普段の生活と合わなかったりと、どうしても赤ちゃんに無理をさせてしまう可能性があるかもしれません。

一方、民泊の場合、一軒家などをまるごと借りられますので、お風呂も普段と同じように入れてあげたり、キッチンで自由に調理ができるので、朝食や夕食の時間に縛られたりすることもなくなります。

実際、我が家は4LDKの平屋の一軒家を借りたのですが、旅行先でも普段と同じ生活リズムで過ごすことができ、赤ちゃんのお風呂の時間や寝る時間がずれることがありませんでした。

理由②:価格がホテルなどより安い!(場合がある)

もう一つ民泊をおすすめする理由として、値段の安さがあります。

我が家の場合、大人2人乳児1人で4LDKの平屋が1泊7000円で泊まることができました。

赤ちゃんを連れての場合、ある程度のグレードのホテルや旅館を使用しなければいけないと思いますので、4LDKの平屋がこの値段で宿泊できるのは民泊ならではだと考えます。

筆者
筆者
宿泊場所によっては、長期滞在割引を用意していて格安で泊まれる民泊もありますので、赤ちゃん連れの旅行の際は、民泊も宿泊先の候補の一つとしておすすめです。

民泊のデメリット~家事から解放されない!~

もちろん、民泊にもデメリットがあります。

民泊の場合、食事がつくことはほとんどありません。

そのため、

旅行なのに毎日3食用意したり、皿洗いや洗濯、風呂掃除などの家事をしたりしなければいけません(:_;)

旅館やホテルの場合、日々の家事から解放されますが、民泊の場合は異なります。

どちらかというと民泊は、現地のスーパーで食材を買って調理するなど、旅行というよりむしろプチ移住に近いかもしれませんね。

そのため、旅行の目的が観光地を巡ることではなく、毎日の家事から解放されて、ただただゆっくりしたいという場合は、部屋食が可能な旅館などでゆっくり過ごされることをおすすめします。

 

赤ちゃんのために旅程は余裕をもって

赤ちゃんを連れての旅行の場合、無理は絶対に禁物です。

我が家の場合、観光地は原則、1日1カ所に限定しました。

例えば、愛媛県松山なら道後温泉や松山城、坂の上の雲ミュージーアム、萬翠荘、大街道など様々な観光地があります。

松山はこれらの観光地が密集しているので、1日に複数の箇所を巡ることが容易です。

しかし、私たちは赤ちゃん連れですので、1日目は道後温泉だけ、2日目は松山城だけと訪れるところを1日1か所に絞って観光しました。

実際、旅行中の1日の流れは以下のようになっており、外出できる時間は5時間程度しかないので、物理的にも1日1カ所が赤ちゃんにとって無理のない範囲かなと思います。

筆者
筆者
5時間あるといっても、途中の授乳などがあり、1日に4時間ぐらいしか観光できませんでした。
旅行中の1日の流れ

・7時起床(日によっては赤ちゃんが5時に覚醒することも(笑))
→朝食、洗濯などの家事を片づける
・11時:お出かけ
・16時半帰宅
→夕食やお風呂の準備
・18時入浴
・19時赤ちゃん睡眠
→残りの家事を片づける
・22時就寝

イメージとしては、普段のお散歩の時間を観光地巡りに充てるような感じです。

授乳できるところをリストアップしておくとさらに安心!

観光地によっては授乳スペースがないところもあるので、事前に街中のどこに授乳スペースがあるかリサーチしておくことをおすすめします。

我が家の場合、車で移動をしていたので、観光地周辺の大型ショッピングセンターを中心に電話やネットで調べて、授乳室があるかどうか把握しておきました。

宿泊場所に戻れる場合は、いったん部屋に戻って授乳してからまた観光地へ繰り出すこともおすすめです。

 

生後4か月の赤ちゃんと旅行した時に実際に持参した荷物を紹介

ここでは、参考までに我が家が持参した荷物を紹介します。

  • 保険証
  • 着替え(3日分)
  • おむつ
  • おしりふき
  • 保湿剤
  • バスマット
  • ベビーソープ
  • スイマーバ
  • プレイジム
  • メリー
  • 絵本
  • ベビー用まくら
  • トッポンチーノ
  • ラブツリークッション
  • 授乳クッション
筆者
筆者
自家用車での旅行だったので積めるだけ詰め込みました(笑)!

1週間の長期滞在でしたが、洗濯は現地で毎日すればいいと考えて、3日分しか持っていきませんでしたが、特に不都合はありませんでした。

メリーもプレイジムも荷物になりましたが、宿泊先でもご機嫌に遊んでくれていたので、持っていてよかったです。

布団と掛布団については持っていくか悩んだので、ためしに自宅で大人用の布団で赤ちゃんを寝かせてみました。すると、いつもと同じように寝てくれたので、旅行先には愛用している枕だけ持参し、ベビー布団は持っていきませんでした。

 

旅先での赤ちゃんの様子~ちょっと後悔…その訳は?~

最後に旅行先での我が子の様子を紹介します。

①初日の寝つきが悪かった

普段は入浴後の授乳ですんなり寝てくれるのですが、移動の疲れもあったのか、1時間以上苦戦して寝かしつけました。
ただ、2日目からは普段通り寝てくれるように戻り、日中も機嫌がよかったです。

②便秘になった

1週間の長期旅行だったのですが、旅行期間中に赤ちゃんが便秘になってしまいました。

旅行の前は、1日や2日置きに排便していたのですが、旅行の4日目から便秘になり、4日~5日置きに排便するようになりました。

おっぱいの飲みが悪くなったり、機嫌が悪くなったりなどの体調の変化はありませんでしたが、最終的に自宅に戻ってもしばらくの間、便秘が解消されませんでした。

反省してみると、旅行中は普段よりも外出の頻度が多く、1日中家でゆっくりするという日を用意しなかったので、赤ちゃんにストレスを与えていたかもしれません。

ただ、総じて、旅行中、大きく体調を崩したり、夜に全く眠らなくなったりなどの変化は見られなかったので、安心しました。

民泊を利用したり、スケジュールに余裕を持たせたりしたつもりでしたが、やっぱり少しストレスを与えてしまったのかなと後悔しています。

今後、我が家のように長期滞在型の旅行を計画されている方は、1日のスケジュールの過密に注意するだけでなく、2,3日置きに外出を極力控えて家でゆっくり過ごす日を予め設定しておくなど1週間単位でのスケジュールの過密具合にも注意されることをおすすめします。

 

まとめ

  • 赤ちゃんの旅行デビューは生後4、5か月からできる!
  • 可能であれば、長期滞在型の旅行もゆっくり観光できておすすめ
  • 民泊も宿泊先の候補に入れてみては?
  • 旅行先でもなるべく普段と同じような環境、生活リズムで過ごすことが旅の成功の秘訣

毎日の育児でママ、パパは本当にお疲れだと思うので、ママ、パパのリフレッシュも兼ねて旅行に行くのはおすすめです。

特に夫婦で育休を取っている方なら、なおさらこの機会に長期滞在型の旅行で赤ちゃんとたくさんの観光地を巡るのもかけがえのない思い出になると思います。

筆者
筆者
ただ、くれぐれも赤ちゃんファーストで無理はなされないように。

この記事がみなさんの赤ちゃんとの旅行デビューの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。