ママやパパの声が大好きな赤ちゃんにとって、絵本の読み聞かせは、刺激的でわくわくする特別な時間です。そこで、今回は、年間100冊読み聞かせした筆者が考える読み聞かせのメリットやコツを紹介します。
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絵本の読み聞かせのすすめ

筆者は子どもが生後3週間頃から絵本の読み聞かせをスタートしました。定期的に図書館に行き、1年間で100冊以上の絵本を読み聞かせしました。
と思う方もいるかもしれませんが、絵本の読み聞かせにはたくさんのメリットがあります。
メリット①:感情が豊かになる
絵本の読み聞かせをすることで、子どもは絵本の登場人物になりきり、喜びや満足感、悲しみや苦しみ、怒りなどを体験し、感受性豊かな子どもになるでしょう。
さらに、まだ言葉がわからない小さな赤ちゃんでも、音の響きやイラストから「楽しい、悲しい」などの感受性や想像力が養われます。
事実、我が家の赤ちゃんも絵本の読み聞かせを続けていくうちに生後3か月くらいから、”泣く”以外の方法で感情を伝えてくれるようになりました。機嫌が悪い時は低い声、抱っこされるのが嫌な時は怒ったような声色で「あー、うー」と言って抵抗してくれます(笑)。
メリット②:言葉の勉強になる
読み聞かせをすることで、赤ちゃんは絵本の言葉を目と耳で理解し、身につけられます。読み聞かせで、赤ちゃんにたくさんの言葉のシャワーを浴びせることができますね。
メリット③:集中力がつく
読み聞かせで赤ちゃんは、絵本を「じー」と集中して見ることができるようになります。
我が家の赤ちゃんを例に出すと、読み聞かせをはじめた生後2週間ごろは絵本をみせても、キョキョロしていたり、絵本の途中に飽きて全く別の方向を見ていたりしていました。
しかし、生後1か月頃には絵本を最初から最後まで集中して見ることができるようになりました。さらには、生後2か月を過ぎるころには5,6冊の絵本を続けて読んでも、集中して見ています。
メリット④:泣き止ませ方法の一つになる
たくさんの絵本を読んであげるとママ、パパは赤ちゃんのお気に入りの絵本がわかるようになります。すると、泣き止んでいる赤ちゃんの目の前にお気に入りの絵本を見せてあげると、泣き止むようになります。
我が家の場合、生後2週間くらいから読み聞かせをはじめて、生後2か月頃にはお気に入りの絵本で泣き止むようになりました。
読み聞かせのコツ

続いて、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするときのコツやポイントを紹介します。
はっきり、ゆっくり読む
我が家では、赤ちゃんが聞き取れるよう、ゆっくり読んでいます。絵もじっくり見られるよう、ページもゆっくりめくっています。
テレビは消す
耳がいい赤ちゃんは外部の音にも敏感です。ママやパパの声に集中できるよう、読み聞かせの時はテレビを消すようにしましょう。
絵本を動かして目で追っているか確認
絵本を読む前や読んでいる最中に、
飽きたかな?
と思った時は、絵本を左右に少し動かしてみてください。
赤ちゃんが絵本に興味があれば、絵本を目で追うはずです。絵本を左右に動かすことで、赤ちゃんの飽き具合がわかりますし、追視のトレーニングにもなるので、ぜひ試してみてください。
まずは1日1冊から
一度にたくさんではなく、1日1冊から、同じ絵本を何度も繰り返し読んであげることがポイントです。そうすることで、赤ちゃんの反応が生まれやすくなります。読み聞かせを毎日続けてあげると、赤ちゃんは絵本が大好きになって、1冊で読み聞かせを終えると、
と泣くようになりますよ。その時の赤ちゃんの様子は本当にかわいいですよ。
色々な人に読んでもらう
同じ絵本でも読み手が変わることで違った印象が生まれ、多様な感性が芽生えるきっかけになります。
我が家の場合、わたしは絵本のセリフ通り読むのですが、おじいちゃんは謎の解説を交えて読みますし(笑)、おばあちゃんは「~~だって」と語りかけるように読みます。
まとめ
- 絵本の読み聞かせは産まれてすぐからはじめましょう!
- 読み聞かせは赤ちゃんの言葉と感情の発達に役立つ!
- 1日1冊から、赤ちゃんの機嫌がいいときからはじめましょう!
絵本の読み聞かせはメリットがたくさん!
ママだけに任せるのではなく、パパも積極的に絵本を読んであげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。