子育て

【チャイルドシート】シートベルトで問題なし!ISO-FIX(アイソフィックス)を選ばなかった理由

車社会の地方住みの私にとって避けられない高額ベビーグッズ、それはチャイルドシートです。法律で義務付けられているため買わない訳にはいきません。
チャイルドシートは、大きくISOFIX式とシートベルト式の2つに分かれていてどちらにしようか迷っている方も多いと思います。
そこで、今回は悩んだ末、シートベルト式を購入した筆者の体験談をもとに、

筆者
筆者
シートベルト式でも問題ないよ

ということを記事にしたいと思います。

シートベルト式で問題なしというのはコストパフォーマンスから考えた筆者の個人的な見解です。予算に余裕があり、安全性を重視する方であればISOFIXもおすすめできます。

ISOFIX(アイソフィックス)とは

まず簡潔に「ISOFIXとは何か」ということを説明していきます。

一言で言うと、ISOFIXとは専用のコネクターで固定するタイプのチャイルドシートです。シートベルトタイプのチャイルドシートよりも簡単にかつ安全に設置できます。
具体的には、下の写真のようにシートベルトではなく、専用の金具(写真では黄色のもの)で固定します。

出典:ApricaHPより

2012年7月以降販売の新車にはISOFIX(アイソフィックス)取り付け金具の装備が義務化されているので、みなさんの車でも確認してみてください。

 

ISOFIXのメリット

①取り付けが簡単
コネクターを差し込むだけなので、簡単・確実に取り付けることができます。

 

②取り付けミスが防げる
取り付けが簡単ということはその分だけ取り付けミスが防げるということです。シートベルト式だと、締め付けが緩くて安全性を十分に発揮できない場合も考えられますので、安心ですね。

 

③取り付け後もグラグラしない
専用の金具で固定されるので、チャイルドシートがまったくグラグラしません。

 

 

ISOFIXのデメリット

ISOFIXのデメリットはただ一つ、

それは、

 

価格が高い!!

 

以下のように同じタイプのチャイルドシートでもISOFIXというだけで1万円ほど価格が上乗せられています。

出典:ApricaHPより

さらに、シートベルトタイプの方がAmazonなどのインターネットネットモールでは割引率がさらに高く、実際は2万円以上の差がある場合もあります。

 

シートベルトタイプを選んだ理由

①車社会なので頻繁に取り付けることがない

わたしのライフスタイルの場合、チャイルドシートを一度車に設置すれば、取り外すことは滅多にありません。

おじいちゃん、おばあちゃんの車などに頻繁にチャイルドシートを付け替えることもありませんので、取り付け・取り外しが簡単というISOFIXのメリットを活かせないと考えました。

②シートベルトでも正しく着用すれば安全性は担保できる

シートベルトタイプが危険かというとそんなことはありません。一般的に言われているのはシートベルトタイプのチャイルドシートの場合、取り付けミスが発生しやすいということです。

裏を返せば、正しい方法で設置すれば問題ないとも言えるので、シートベルトタイプでも安全性は十分あると判断しました。

③チャイルドシート以外のベビーグッズも買いたい!

メーカー、種類が同じチャイルドシートでもISOFIX式かシートベルト式かで2~3万円違います。確かに、ISOFIX式の方が取り付けは容易にできますが、シートベルト式でも慣れれば、5分もかからず設置できます。

わたしは取り付けのラクさに数万円払うよりは、そのお金を別の育児グッズを買うための購入資金に充てた方がいいと考えました。

 

ISOFIXがおすすめな人

①安全性を重視したい

シートベルトタイプのチャイルドシートだと、どんなに正しくガチガチに固定しても左右に数センチ動きます(安全性の問題はないようです)。

一方、ISOFIXだと金具で固定されているのでチャイルドシートがびくとも動きません。

どちらのタイプも安全性は担保されていますが、

筆者
筆者
感覚的にはISOFIXの方が安全な気がする

とわたしも感じたので、

何よりも安全性が一番!

と考えるママ、パパにはISOFIXがおすすめです。

②チャイルドシートを違う車に乗せかえる機会が多い

ママ、パパどちらも車を持っていて、ママ、パパ、さらにはおじいちゃんなどの車に頻繁にチャイルドシートを乗せかえる機会が多い場合は、取り付け・取り外しが簡単なISOFIXがおすすめです。

③ママ、おじいちゃんなど様々な人が乗せかえをする

わたしの妻は我が家のシートベルトタイプのチャイルドシートをガチガチに固定するのができませんでした。
そのため、

漢の中の漢
漢の中の漢
いつもパパがチャイルドシート乗せかえるよ!

という場合は問題ないのですが、
ママやおじいちゃん、おばあちゃんが乗せかえる可能性がある場合は誰でも取り付けが簡単なISOFIXがおすすめです。
この場合、念のためすべての車がISOFIXに対応しているか前もって確認しておきましょう!

④予算に余裕がある

ISOFIXのメリットは上で紹介したように着脱の容易さや安全性などたくさんあります。加えて、上位機種になるとそもそもISOFIXとシートベルトどちらも対応しているタイプしかない場合もありますので、ご予算に余裕のある方はわたしのようにケチケチされずISOFIXを購入されることをおすすめします(笑)

 

筆者
筆者
わたしだって、お金があればISOFIXの最新モデルのチャイルドシートを買ってあげたかった……(笑)

 

まとめ

  • ISOFIXタイプのチャイルドシートは専用の金具で簡単に固定できる
  • ISOFIXタイプのチャイルドシートはシートベルトタイプと比べてお高め
  • 自分のライフスタイル、予算に合わせてチャイルドシートを買いましょう!

お店に行くと、店員さんが

店員
店員
絶対ISOFIXの方がいいですよ!

と勧めてくると思います。

それに対し、

筆者
筆者
その機能って本当に必要?

という目線でシートベルト式、ISOFIX式のチャイルドシートを記事にしました。
余談ですが、私が赤ちゃんの頃はチャイルドシートの設置が努力義務だったので、なんと衣装ケースにいれられて車で病院に連れて行かれていたそうです。

この記事がみなさんのお役にたてれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。