家づくり

【土地探し】設計士と土地を見に行ったらこんなにアドバイスしてもらえた

マイホームの土地探し、たいへんですよね。
マイホームを建てる方の多くは土地から探すと思いますが、「ここだ!」という土地が見つかった時は設計士さんに同行してもらい、現地を確認するのがおすすめです。

わたしもマイホームの土地探し中なのですが、先日、設計士さんと一緒に現地確認をしたので、今回はそのときの経験談をまとめます。

 

土地探しは設計士さんと二人三脚で進めるのがベスト

ほとんどの人にとって、一生に一度の買い物になるマイホーム。

成功するためには、自分たちの希望を叶えてくれる優秀なハウスメーカーや工務店を見つけるのも大事ですが、どこの土地に建てるかも重要です。

良い土地に理想の家が建てば、日々の暮らしはとても充実したものになります。

そんな理想を実現するためにも、建築の専門家である設計士にアドバイスを受けながら土地探しすることをおすすめします。

詳しい内容は、以下の記事でまとめています。

 

【経験談】設計士と土地の現地確認に行ってきた

前置きが長くなりましたが、ここからわたしの経験談をまとめていきます。

先日、意中のハウスメーカーの設計士さんと一緒に購入を検討している土地を見に行きました。
検討中の土地の概要は以下の通りです。

  • 利便性:◎(スーパーも駅も徒歩圏内)
  • 土地の大きさ形:○
  • 前面道路:◎(余裕で車が交互通行できる)
  • 価格:○
  • 周辺環境:△(どちらかというと古いエリア)

自分としては、利便性がよく、それでいて価格もお手頃で

筆者
筆者
これは理想に近い土地だ

と思いました。

しかし、設計士の方に現地を確認してもらい、自分では気づかなかったメリット、デメリットをたくさん指摘してもらいました。

設計士との土地確認の流れ

設計士さんとは現地で集合しました。
その方は、季節ごとの太陽の角度がわかるアプリや下の写真のようなレーザー距離計を駆使しながら、土地の情報を読み取っていました。

その姿は頼もしすぎる!!の一言に尽きます。

 

【的確すぎる】設計士のアドバイス

15分ほどで周囲の建物や擁壁、日当たりなどを確認し、以下のようなアドバイスをしてくれました。

設計士
設計士

〇日射を確保するためには、南面に建物があるので、土地の南側を庭にして、ここらへんにリビングを持ってこるような間取りになるだろう

〇それでも日当たりが決していい土地ではないので、オプションになるが屋根の形状を変えないといけない可能性がある

〇ここの土地だと太陽光発電を屋根にのせても、あまり発電量が期待できないかも

〇上下水道の配管が通っているし、地盤も悪くないので、この土地の場合、追加でかかる費用は発生しないだろう

その土地は利便性がいいところにあるんですが、その分、建物が密集していて周りの建物のことを妻が気にしていたのですが、その点についても、

 

設計士
設計士
周囲の家については、窓の位置や形を調整すれば気にならないようにすることができる

とアドバイスしていただきました。

さらに、わたしたちが見落としていたデメリットまでその場で発見してくれました。

設計士
設計士
交通量が多い道路に面しているから、車からの視線が気になるかもしれない。この点は、基礎の高さを通常よりもあげて、窓の位置も高めにすればクリアできる。ただ、基礎の高さをあげるのはオプションになるため費用がかかる。

以上のように設計士の方からたくさんのアドバイスをいただいたのですが、土地のポイントをまとめると下のようになります。

土地のポイントまとめ
  • 利便性が良い土地で価格も良好
  • ライフラインが整備されており余計な費用がかからない
  • 日当たりが悪く間取りが固定されてしまう
  • 道路からの視線が気になる恐れあり(基礎の高さや窓の工夫で改善できる)

 

赤文字で書いているのが設計士さんに言われて判明した内容です。その多くが建築家ではないと気付けないポイントですよね。

設計士さんに土地を見てもらうことで、土地を購入する前に土地のメリット、デメリット、家を建てるうえでの注意点などを知ることができるのです。

 

【写真あり】プランも作成してくれた

後日、この土地ならこんな感じの家が建ちますと簡単な間取りも考えてくれました。

現地でも言われた通り、日射を担保するには、自分の理想としている間取りに近づけるのが難しいことが判明しました。

筆者
筆者
どうしても理想の間取りにすると、日の光が入りにくい暗いリビングになるそうです(>_<)

それでも、出来ないことをしっかり出来ないと言ってくれるのは設計士さんの良いところだと思います。

ハウスメーカーによっては、土地購入の段階では、営業さんが簡単なプランを作成してくれることがあると思いますが、営業さんの場合、売りたいがために「できますよ!」と無責任に言うかもしれませんからね(笑)。

結局、その土地は自分たちの理想の間取りを作れないことと、日当たりが悪いことを理由に購入を見送ることにしました。

 

まとめ

  • 土地購入は設計士に建築家としてのプロのアドバイスを受けてからにする
  • 設計士ならではの目線で土地のメリット・デメリットを教えてくれる
  • 設計士にプラン作成してもらうことで、その土地で自分たちの理想の間取りが実現できるか購入前に確認できる

今回、設計士さんにわざわざ現地まで来ていただいて、一緒に土地を見て、プラン作成までしてもらいました。

設計士さんに土地の強み弱みを教えて頂き、簡単な間取りまで作成してもらえば、安心して土地を購入できますよね。

理想の住まいを実現するために、マイホームの土地購入の際は購入前に設計士さんに相談することをおすすめします。

筆者
筆者
むしろ、どんな間取りの家が建つか分からない状態で土地を買うとか怖すぎるーー!

最後までお読みいただきありがとございます。