今回は自分が1年間育休を取得してみて、得られたメリットを3つにまとめます。
Contents
男性が育休を取得するメリットとは
- 子どもがパパ大好きになった
- 職場の雰囲気、同僚の意識を変えることができた
- 1年間休んでも普通に生活ができ、貯金もできた
それでは、1つずつ詳しく書いていきたいと思います。
①子どもがパパ大好きになった
まず一つ目ですが、24時間365日子どもと過ごしたことにより、子どもがパパ大好きになりました。もちろん、夫が外で働き経済的な部分を担いながら、妻が赤ちゃんを大事に育てるという役割分担も尊重されるべき一つの子育ての在り方であるべきです。
しかし、わたしは妻を助けるためにも、授乳以外のことはすべて自分がやって少しでも多くの時間を我が子と過ごしました。
育休を取れば、
- 赤ちゃんを毎日お風呂に入れることができます!
- 赤ちゃんのゲップ出しもパパの大きな体で授乳の度にできます!
- 赤ちゃんのおむつ替えも毎回できます!
- 次の日の仕事のことを考えず、夜泣きにも対応できます!
- 毎日、何時間も我が子と本読んだり、遊んだり、お昼寝したりできます!
そして、最終的に子どもはパパ大好きなパパっ子になってくれました!
以下に、パパ大好きエピソードを紹介します。
- おじいちゃんやおばあちゃん、ママが抱っこしてでも泣き止まないときに、自分が抱っこした時、安心したような顔を見せて泣き止んだ。
- パパの“いないいないばあ”の時が一番よく笑っている(自分判断(笑))
- わたしが毎日絵本を読んでいたので、今では絵本を読んでほしいときはパパに絵本を持ってくる。
育”休”だけど、まったく”休”めないですよ
もちろん、楽しいことばかりではありません。全然泣き止まなくて昼夜逆転のような生活が何日も続いたこともありました。これなら仕事していたほうが、まだマシなんじゃないかと思ったこともあります。
それでも、はじめての笑顔やはじめてのクーイング、はじめての寝返りなどに立ち会えたことはかけがえのない思い出です。それもこれも、朝から晩まで我が子と共に時間を過ごしたから育まれた絆であると思います。
②職場の雰囲気、同僚の意識を変えることができた
みなさんは、「ファーストペンギン」という言葉をご存知でしょうか?
「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。
出典:日本の人事部より
「リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主」などという存在になりたかった訳ではありません。
しかし、やはり数多くの組織では、いまだに男性の育休に対してポジティブに捉える雰囲気は少ないのではないかと思います。わたしの友人の中にも、取りたくても育休の取得に足踏みしてしまった人もいます。だからこそ、自分が1年間という長期の育休を取得しようとしたとき、上司や同僚がどういう反応をするのか試してみて、
という「セカンドペンギン」が増えていけばいいなと思ったのです。実際、会社で育休を取得することを同僚に報告した時に次のような反応がありました。
みなさんが取ることによって、多くの男性に影響を与えることができます。そうしたら、自分の子どもや奥さんだけでなく、みなさんの育休をきっかけに、周囲の子どもや奥さんを助けたり、社会の流れを変えたりすることもできるかもしれません。
1年間休んでも経済的になんとかなるとわかった
ご存知の方も多いかもしれませんが、育休中は無給になりますが、雇用保険から1年間、育児休業給付金が手当てとして支給されます。もちろん、働いている時の給料と比較すると減額してしまいますが、貯金を切り崩して生活する必要がるほど減額はしません。わたしの場合、育休中でも今まで通りの生活を維持できました。しかも、人が少ない平日に家族3人で旅行も行けましたし、貯金も少しはできました!
もし、お金の面で育休取得を悩んでいる方がいましたら、以下の記事で、わたしに支給された実際の給付金の額を紹介しているので、参考にしてください。
まとめ――次はあなたの番――
今回は、1年間育休を取得してみてどんなメリットがあったかまとめました。
もう一度、メリットをまとめます。
- 子どもが何でも「ママじゃなきゃイヤ!」にならず、パパっ子になります
- 同僚や友人に「おれも育休取ってみようかな」と勇気を与えられる存在になれる
- 1年間育休取っても、しっかり経済的な面も保障されているので、心配不要
最後までお読みいただきありがとうございます。
このブログをきっかけに、
という方が一人でも多く出てきてもらえたらこの上ない幸せです。