我が家では、とある事情により洗濯機を使えない期間が発生し、強制的に1か月ほどコインランドリー生活をしました。
そこで今回は、1か月間コインランドリーを利用してみた感想、メリット・デメリット、コスパなどをまとめていきます。
Contents
それは突然訪れた―洗濯機の故障―
ある日、いつものように我が家の縦型洗濯機を回すと、
ウィーーン!ガラガラガラ!ウィーン!ガラガラガラ!
と大きな音が出るではありませんか!
すすぎ、脱水はできるのですが、右、左と交互に洗濯槽を回しながら洗うことができなくなりました。
つまり、洗濯機のパルセーターの歯車がかみ合わなくなり、空回りしてしまったのです。
ウィーーン!ガラガラガラ!という異音の原因は、歯車がかみ合ってないためだと考えられます。
業者に見てもらっていないため、すべて推測に過ぎませんが……(笑)
ということで、この際だから思い切ってドラム式洗濯機を買ってみようと思い家電量販店に行きました。
すると店員さんから
と言われてしまいました!
マジかーーーー!
でも、すぐに納品できるのは縦型洗濯機しかないと言われ、1か月待つことを決めました!
こうして、新しい洗濯機が届くまで我が家のコインランドリー生活がはじまったのです。
コインランドリーのメリット
前置きが長くなりましたが、ここから1か月コインランドリーを利用した感想をまとめていきます。
まずは、1か月コインランドリー生活を経験して感じたメリットを3つ紹介します。
- 洗濯から乾燥まで一気にできる
- 一気にまとめて大量の洗濯物を洗える
- 洗濯機のお手入れをする必要がない
それぞれ一つずつ書いていきます。
メリット①洗濯から乾燥まで一気にできる
自宅のコインランドリーは、乾燥機、洗濯機、洗濯乾燥機の3つの種類が置いてあります。
そのため、それぞれの機械で「洗濯のみ」「乾燥のみ」「洗濯から乾燥まで」と洗い方も選ぶことができます。
最も安く済ませたい場合は、「洗濯」と「乾燥」を別々の機械で行う必要があります。
ただ、プラスアルファのお金を払うことで「洗濯から乾燥まで」一気に仕上げることができます。
いちいち、洗濯物を取り出して、乾燥機に入れ直してという動作がいらないのは大きなメリットといえます。
メリット②一気にまとめて大量の洗濯物を洗える
続いて、2つ目のメリットです。
とツッコミを入れている方もいるかもしれませんが、コインランドリーでは大量の洗濯物を洗濯から乾燥まで一気に洗うことができます。
具体的には、
家庭用のドラム式洗濯機では、乾燥容量が6キロ
コインランドリーでは、乾燥容量は15~20キロです。
この容量の違いがコインランドリーのメリットといえます。
メリット③洗濯機のお手入れをする必要がない
仮に洗濯機を持たずに、コインランドリーのみで洗濯を済ませた場合、当然ですが、洗濯機のお手入れをする必要はありません。
1か月に一回の槽洗浄や溜まったほこり取りなどから解放されるのは大きなメリットではないでしょうか。
洗濯機がないだけ、洗面所のスペースも広く取れますし、大型の家電が1つなくなるだけで、引っ越しの手間も軽減されますね。
コインランドリーのデメリット
続いてコインランドリーのデメリットを3つ紹介していきます。
- 洗濯するために外出しないといけない
- 先客があり、待たないといけない場合がある
- 自宅で洗濯するよりコストが高くなる
それぞれ一つずつ紹介します。
デメリット①洗濯するために外出しないといけない
我が家の場合、自宅近くのコインランドリーまで車を使っていました。
車を使っていたので、わたしは洗濯の為に外出することをあまり負担に感じていませんでした。
ただ、妻は雨の日などは特に面倒だと思っていたそうです。
しかも、利用客の中には自転車でコインランドリーまで来ている方もいたので、少し大変かもしれませんね。
デメリット②先客があり、待たないといけない場合がある
最近のコインランドリーはスマホで利用状況が一目でわかるようになっています。
つまり、現地に行かずして、コインランドリーの混雑状況がわかるのです。
とはいったものの、コインランドリーに向かっている最中に、偶然、先客がいて、自分の番まで30分以上待たないといけないということも実際に何度かありました。
特に、値引きキャンペーンが行われる日は、ひっきりなしにお客さんが来るので、空くまで待たないといけない場合がほとんどでした。
このように、余計な待ち時間が発生するのはコインランドリーのデメリットといえるでしょう。
デメリット③自宅で洗濯するよりコストが高くなる
当たり前ですが、基本的に自宅で洗濯するよりコインランドリーを使ったほうがコストは高くなります。
特に、ドラム式洗濯機ではなく、縦型洗濯機を利用していて、毎回、洗濯物を干している場合は尚更です。
ただし、ある一定の条件で比較すると、自宅で洗濯するのとコストが変わらない場合もあるので、次の項目で詳しく紹介していきます。
【コスト比較】洗濯機vs.コインランドリー
ここでは、自宅で洗濯機を使った場合とコインランドリーを利用した場合で、どれだけコストが変わるのか比較していきたいと思います。
我が家が利用したコインランドリーの料金設定を基にして計算していきます。
洗濯乾燥15キロ……800円/回
週1回コインランドリーを利用すると1か月の利用料は3,200円
1年間で換算すると3200(円)×12(月)=64,000円
縦型の洗濯機なら10万円程度で購入できますので、コインランドリーの方が圧倒的にコストがかかりますね。
ドラム式洗濯機と比較した場合でも、購入金額が30万円だとして、5年で買い替えるのであれば、コインランドリーを週一回利用するのとトータルコストは変わりません。
ただ、洗濯機を5年で買い替える人はなかなかいないと思うので、ドラム式洗濯機と比較してもコインランドリーはコスト高になってしまいます。
ちょっと待ってください!
このシミュレーションは通常のコインランドリーの値段で計算しました。
どういうことかというと、我が家の近くのコインランドリーは毎週日曜日にキャンペーンを実施していました。
そこで、コインランドリーを利用するのはキャンペーンの日のみに条件を変えると事情が異なってきます。
意外と変わらない!?洗濯機vs.コインランドリー
洗濯乾燥15キロ……500円/回(キャンペーン価格)
週1回コインランドリーを利用すると1か月の利用料は2,000円
1年間で換算すると2000(円)×12(月)=24,000円
ちなみに、家庭用洗剤・柔軟剤のコストは1回あたり約15円
洗濯の水道・電気代は1回あたり約40円程度だそうです。
コインランドリーでは、これらの費用がかかりませんが、ややこしくなるので、今回の計算では、この費用は入れていません。
これで計算すると、10年間コインランドリーを利用しても、コストは24万円。
ドラム式洗濯機と比較しても、なかなかいい勝負になります。
しかも、10年間はドラム式洗濯機の一般的な買い替えサイクルですよね。
つまり、月2,000円程度でコインランドリーを利用できる環境であれば、ドラム式洗濯機を購入するのと同じコストでコインランドリーを利用できるといえますね。
家庭用のドラム式洗濯機の乾燥容量は5~6キロなので、
ドラム式洗濯機を週3回まわすか、
コインランドリーで週一回15キロの洗濯物を一気に片づけるのか、
どちらもコストが変わらなければ、あなたはどちらを選びますか。
コインランドリーを利用すれば、洗濯機のお手入れから解放されますし、洗剤や柔軟剤も買わなくて済みますし、洗濯バサミなども処分できます。
洗濯機のない生活、自称ミニマリストの筆者にとっては、なかなか魅力的です。
ただ、子どもがいる我が家では、一週間の洗濯物を15キロ以内に抑えることは不可能なので、夫婦のみの暮らしになったら実践してみるかもしれません(笑)。
まとめ
コインランドリー生活、基本的にコスパは悪いけど、洗濯物干しから解放されるし、「毎日洗濯機を回さないと!」と焦る必要もなく、意外と悪くない!!
コインランドリー生活が始まる前は、
と不安でした。
しかし、1か月経った今ではコインランドリーだけで洗濯を済ませる生活も悪くないと思いました。
ミニマリストの中では賛否が分かれる「洗濯機を持つかどうか問題」ですが、1か月コインランドリー生活をしてみた感じたことをまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。