子育て

【夫婦で育休】妻目線、夫目線でのメリット

我が家は、夫婦で同時に1年間育休を取得しました。育休は交替で取得してもいいですし、夫婦同時に取得も可能です。ごく控えめに言っても、夫婦ダブル育休はおすすめです!

そこで、今回は夫婦ダブル育休のメリットを夫、妻の両者からそれぞれ述べていきます。

妻が感じるメリット

まずは、妻にとって夫も育休を取得するメリットを私の妻にインタビューしたので、その内容を妻目線で書きます。妻が語ったメリットは以下の通りです。

妻
  • 眠ることができる(笑)
  • 子どもの成長をリアルタイムで共有できる
  • 精神状態が安定する

それでは、一つずつ妻に語ってもらいましょう。

①眠ることができる

夫も育休を取ってもらえると、特に夜の授乳の際に助かります。産まれて間もない頃は昼夜問わず1時間から3時間置きに授乳をしなければいけないため、満足に眠ることができません。ただでさえ、産後で体がボロボロなのに睡眠も満足に取れないなんてかなり辛いです。
夜の授乳の際は、授乳以外にも

おむつ替え

授乳

ゲップ出し

寝かしつけ

 

などの周辺業務があるので、30分や長い時は1時間程度起きてなければいけないときもあります。

筆者
筆者
周辺業務って言い方……(笑)

夫が働いている場合は、次の日も仕事だからと気を遣って、

妻
ゲップ出してくれる?

と起こすことはできませんでした。

しかし、夫も育休を取ってくれてからは、次の日の仕事を気にしなくてもいいので、わたしは授乳だけ行い、それ以外の「おむつ替え、ゲップ出し、寝かしつけ」は全て夫に任せたので、睡眠時間をある程度確保することができました。

正直なところそれでも満足した睡眠にはほど遠いですので、日中も赤ちゃんの機嫌がいい時にお世話や家事を夫に任せて、授乳と授乳の合間に仮眠を取ったりできるので非常に助かりました。

②子どもの成長をリアルタイムで共有できる

子どもは1日の中でたくさんの仕草、顔をみせてくれます。

筆者
筆者
例えば?

妻

女性ファッション誌を見せたらものすごい笑顔をした。

今日は大量のう○ちをした。

ものすごいお○らをした とかかな。

筆者
筆者
……例のクセがつよい!!

そういった出来事をリアルタイムで一緒に共有できることが単純に嬉しかったです。夫が仕事に行っていた時も「夫が帰宅したら今日あった出来事を言おう!」とかその場では思いますが、実際夜になると忘れてしまったりするので、文字通り常にそばにいてくれるのは幸せでした。

③精神状態が安定する

はじめての赤ちゃんだと不安なことが沢山出てきます。

  • 湿疹ができてきたけど、どうしよう?
  • 母乳はこれで足りてるのか
  • 今日はずっとお昼寝してて全然起きなかったけど大丈夫かなー?
  • 顔にひっかき傷がついた、一生の傷になったらどうしよう?

などなど、本当に些細なことで深刻に悩んでしまいます。

そんな中、夫がそばにいてくれると父親は母親と違い客観的に我が子をみてくれるので、

筆者
筆者
2,3日様子見ておけば大丈夫でしょ。

考えすぎだよ。

といい意味で軽くあしらってくれるます(笑)。

そのため、それ以上ネガティブに考えなくてすみました。
大袈裟かもしれませんが、夫が育休を取らずに日中仕事に行っていたら、こういった悩みが積み重なって、私は産後うつになっていたかもしれません。
産後だと精神状態が不安定でどうしてもマイナスに考えがちです。加えて、インターネットで検索するとポジティブな情報ばかりでなく、ネガティブな情報もたくさん目に着くので、状況はさらに悪くなります。それでも、夫が日中も家にいてくれたため、必要以上に悩まなくて済みました。

夫が感じるメリット

 

続いて、夫である私が感じたメリットは以下の3つです。

  • 赤ちゃんにたくさんかまってあげられる。
  • 夫婦の絆が深まる。
  • 家事力が急激に向上する。

一つずつ説明していきます!

①赤ちゃんにたくさんかまってあげられる

まず、一つ目ですが夫婦ダブル育休では赤ちゃんを一人で遊ばせておくことはありません。

例えば、夫であるわたしが家事をしている間は妻が赤ちゃんをあやしていますし、妻が何か用事をしている時はわたしが赤ちゃんと一緒に遊んでいます。

しかし、ワンオペ育児の場合は育児も家事もすべて一人でこなさなければいけません。赤ちゃんが寝ている時に全ての家事をこなせればいいですが、終わらない場合は、赤ちゃんの機嫌がいい時にメリーなどで一人遊びをしてもらう必要もあるかと思います。
夫婦ダブル育休では、交代で赤ちゃんが起きている時間は常に絵本を読んだり、手遊びをしたり、「いないいないばぁ」をしたりとずっと赤ちゃんの相手をすることができます。

 

かまってあげることで育児がかえってラクになる!?

我が家の場合、赤ちゃんに一人遊びをお願いすることがほとんどなかったので、赤ちゃんの機嫌がいい時間が多く、ギャンギャン泣くことも少なかったです。加えて、夜の寝かしつけでもそこまで手がかかりませんでした。赤ちゃんを一人にさせておくのと、赤ちゃんの機嫌は関係がないかもしれませんが、育母道代表の正看護師辻直美先生の著書の中では以下のように書かれています。

 

夫婦ダブル育休で育児をした方が赤ちゃんはママ、パパにたくさん抱っこや遊んでもらうことができます。そうすることで、赤ちゃんは毎日幸せな気持ちいっぱいで過ごすことができ、必要以上にぐずったりせず、ママやパパの育児の悩みを少なくなるのではないでしょうか。

出典:『どんなに泣いている子でも 3秒で泣き止み3分で寝るまぁるい抱っこ』辻直美/講談社

 

夫婦ダブル育休で育児をした方が赤ちゃんはママ、パパにたくさん抱っこや遊んでもらうことができます。日中もママとパパの愛情をたくさん受けることができます。そうすることで、赤ちゃんは毎日幸せな気持ちいっぱいで過ごすことができ、必要以上にぐずったりせず、ママやパパの育児の悩みを少なくすることにつながるのではないでしょうか。

②夫婦の絆が深まる

夫婦で育休を取った場合、夫婦一緒にいる時間がお互い仕事をしている時より圧倒的に増えます。それこそ、24時間365日一緒にいるわけです。特に、長時間の外出がまだ難しい生後2,3か月までは、家で子どもと妻と半ば軟禁状態になります(笑)。

そんなに妻と顔を合わし続けるのはちょっと勘弁……

という人はそもそも長期間の育休を取らないかと思いますが(笑)、24時間一緒に子育てをする中で、子どもの些細な変化や成長を共にしていくことができます。そういった中で夫婦の絆が一段と深まります。育休中の密度の濃さは今まで妻と過ごした時間の比べ物になりません。

家事力が急激に向上する

我が家の場合、育休中はたいていの家事は夫であるわたしが担っていました。産後は妻も本調子ではなく、原因不明の頭痛に悩ませられるなど精神状態も不安定になりやすいので、負担を掛けないようにしました。もちろん、家事だけでなく育児も妻にまかせっきりは嫌でしたので、毎日猛スピードで家事を片づけるよう努力しました。
その甲斐あって、以下のように家事力が倍増しました。

  • 家事のマルチタスクは容易にできるようになった
  • レシピを見ずに、料理を作れるようになった
  • 冷蔵庫の余りものだけで複数品の料理を作れるようになった

お互い家事や料理ができるようになれば、子どもが大きくなり、共働きに戻った時も効率的に家事、育児、仕事の両立ができ、長期的にみても育休を取るメリットは大きいと断言できます。

 

まとめ

夫婦でダブル育休を取ると、

  • 赤ちゃんをたくさんかまってあげられて、育児の負担が減る(かも)
  • 夫婦仲が確実に深まる
  • 夫の家事力が急成長する
  • 妻を精神面でも身体面でもサポートすることができる

世の男性のみなさん、赤ちゃんのためはもちろん、奥様のためにも育休を取ってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。