今回は、0~3歳までの子育てにおすすめの本を紹介します。子育てに関する本は世の中にたくさんあり、内容も著者の職業や経験などでも大きく異なりますよね。もちろん、様々な本を読むのに越したことはないですが、忙しいママ、パパに向けて、筆者が厳選したおすすめの2冊を紹介します。
おすすめ本①:『私たちは子どもに何ができるのか』
まず一つ目のおすすめの本は、『私たちは子どもに何ができるのか』です。
この書籍は、アメリカでの子育てに関する知見がまとめられています。アメリカは子どもの貧困率が50%という状況にあり、その現状を打開するために実施された様々な研究結果が本書で紹介されています。
そのため、トピックは家庭教育、保育、学校教育、さらには教育行政など幅広く、子育ての内容ばかりではありませんが、子育てにおいて最も大切なことをこの本が教えてくるので、子育て中のママ、パパにおすすめです。
ちょっとネタバレ~私たちは子どもに何ができるのか~
突然ですが、みなさんは子どもにどのような能力、性格を身につけてほしいと考えていますか。
学力 語学力
運動能力 積極性
思いやり 正義感
などなど、たくさんあげることができると思います。
この本書では、下にあげる能力、性格をどのように伸ばすことができるのかについて考察されています。
- やり抜く力
- 好奇心
- 自制心
- 楽観的なものの見方
- 誠実さ
こういった能力、性格は、非認知スキルと表現されます。どれも社会で生きていく上で欠かせないスキルですよね。
やり抜く力や好奇心があれば、学校の勉強にも前向きに励むことができます。
また、自制心があれば、ゲームやスマホの時間を自分でコントロールできる子になるでしょう。
さらに、楽観的なものの見方や誠実さがあれば、学校や社会で何か挫折や人間関係のトラブルに遭っても乗り越えられそうですね。
具体的な内容は、本書を読んでいただきたいのですが、この本で説かれていることを一言で表現すると次のようになります。
「子どもにかけるべきものはお金ではなく時間である」
特に小学校入学前の6歳まで、もっと言うならば3歳までは、子どもの発達を促す絶好の機会であるため、可能な限り子どもとの時間を大切にすることが非認知スキルを伸ばすことにつながると本書では論じています。
この本をきっかけに私は、収入が減ってもいいから、子どもとの時間を一番に考え、育休を取ろうと決意しました。
おすすめ本②:『天才脳をつくる0・1・2歳教育』
1冊目のおすすめ本の中では、「子どもにかけるべきものはお金ではなく時間である」ということが強調されていました。
子どもが走り回れるようになったら毎日のように公園に行き、思いっきり遊んであげればいいのでしょうが、0歳のうちは家にいることが多く、徐々に遊ぶネタがなくなっていきます(笑)。
さらに、生後3か月ぐらいまでは、あやしてあげてもなかなか反応もなく、
と頭を悩ますことがあると思います。
そんな時に、この本が役立ちます。この本は赤ちゃんの成長段階ごとに、育児のポイントや遊びを具体的に紹介しています。
下の表のように、0ヶ月~12か月までは細かく区切られ、遊びを紹介しているので、遊びネタに困った時に参考にできるので、おすすめです。
<各成長段階で紹介されている遊びの数一覧>
0~1か月 | 7コの遊び |
---|---|
2~3か月 | 6コの遊び |
4~5か月 | 8コの遊び |
6~9か月 | 12コの遊び |
10~12か月 | 7コの遊び |
1歳 | 25コの遊び |
2歳 | 22コの遊び |
まとめ
子育てに対する根本的な姿勢を学ぶことができるおすすめ本は、
具体的な子育て実践を学ぶことができるおすすめ本は、
子育てに関する本は実践本が多いですが、根本的な子育てにおける姿勢、理念を説いた本もぜひ読まれて、それぞれのご家庭の子育てに役立てていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。