マイホームの土地探しほど時間と体力と気力が消耗されるものはないですよね。
理想の土地が見つかった!と思っても、現地を確認してみると「ここで本当に決断していいのか」と悩んでしまう。
本当に大変な作業で、疲れ切ってしまっている方もいると思います(笑)
そこで今回は、土地探しに疲れてしまった私たち夫婦を救ったある言葉をご紹介します。
【ついに出会えた】理想に近い土地
これまで1年間土地を探してきました。現地まで見に行った数は20件以上あると思います。
週末は車で希望エリアを巡って、チラシやタウン紙の土地情報はくまなくチェックし、不動産会社にも何回も訪問し、探し続けてきました。
ちなみに、私たち夫婦の条件は以下の通りです。
・前面道路の幅は6m以上(車が行き来できる幅)
・ハザードマップの被災エリアにかかっていない
・スーパー徒歩15分圏内
・日当たり
ある日、地元、不動産のHPをみていると、目に留まる土地がありました!
Gogleマップやハザードマップで現地を確認すると、
- 前面道路6m以上
- ハザードマップにかかっていない
- スーパーまで徒歩7分
- 図書館まで歩いて行ける
- 土地の広さも十分ある
- 土地の形も整っている
- 価格が予算内
と心の中で叫びました(笑)
現地を見に行ったときの印象
すぐに、不動産会社に問い合わせして翌日現地を確認しに行きました。
その土地は3方向を家々に囲まれていて、距離も結構近かったです。
加えて、周辺の家は新しい家:古い家=3:7くらいの割合で古い家が多いエリアでした。
しかしながら、空き家みたいな家はほとんど見当たらず、立地もいいところにあるので、常に新しい家が建ち続けるだろうと思いました。
不動産会社に前向きに検討するので土地をとりあえず押さえてもらうよう伝え、意中の設計士さんにこの土地ならどんな間取りの家が建つか、プラン作成をお願いしました。
偶然、タイミングが合い設計士さんも現地を見に行ってくれて、
建物が密集している割には、日当たりも思ったほど悪くないですね。
と評価してくれました。
いい土地なのに決断できない、なぜ?
私たち夫婦の希望条件は満たしているのに、決断に躊躇していました。打ち合わせの際、このもやもやしている気持ちを設計士さんに伝えると次の言葉が返ってきました。
違和感・幸せに暮らしているイメージ
言葉が心にストンと入ってきました。
希望条件は満たしているのに、なぜか違和感があったんです。おそらく周りに古い建物が多かったからか、そもそも35年ローンを組むことへの恐怖なのか(笑)、原因はよくわかりませんが、違和感がありました。
それでも、
と自分を納得させようとしていました。
でも、どうしても煮え切らなかったのです。
最終的に、この設計士さんの言葉を聞いて、この土地の購入は見送りました。
その後、すぐに他の方がその土地を買い、今では新築の素敵なお家が建っています……
まだ土地探し中のわたしたちにとって、この決断がよかったのか悪かったのかはわかりません。
一生に一度の買い物―焦らず、じっくりー
直感でここだ!という土地が見つかれば申し分ないですが、もし土地購入で迷われている方は、「この土地に違和感があるか」「この土地・地域で幸せに暮らしているイメージが湧くかどうか」と自問自答して判断してみるのもいいかもしれません。
ほとんどの人にとって、一生に一度の購入になると思いますので、各々タイムリミットはあるでしょうが、焦らず、じっくり探していきたいと思います。
今の日本は人口減少社会で空き家が増えて行くのが確実なので、土地が出なくなるよりかは出てきやすくなるはずですからね。
それでも、人気のエリアは競争が激しいと思いますが……。
まとめ
土地の購入に迷った時は、「この土地、地域に違和感がないか、ここで家族が幸せに暮らしているイメージが湧くか」というイメージで判断してみるのも一つの手!
今回は、購入一歩手前までいったのにどうしても購入に踏み切れなかった時のエピソードをまとめました。
土地探しを続けて行くと、徐々に疲れてきて、「もう、ここでいいんじゃないか!」と思う時もあります。そんな時は、「この土地に違和感があるか」「この土地・地域で幸せに暮らしているイメージが湧くかどうか」と自問自答して最終判断をすることも一つの手だと思います。
一生に一度の一番大きな買い物ですから、焦らずじっくり吟味して、信頼できる設計士さんと一緒に満足のできる土地を購入しようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。